村上 悠
Yu Murakami
株式会社CARTA MARKETING FIRM 執行役員 兼 第1管轄 第3営業局 局長
2013年 VOYAGE GROUPに新卒社員として入社。海外事業部署の設立や株式会社Zucksの取締役を経て現職。スマートフォン黎明期から国内外のマーケティングに数多く従事し、現在は海外領域を統括。全社のMVPを2度受賞。
田村 怜子
Reiko Tamura
株式会社CARTA MARKETING FIRM 第1管轄 第3営業局
2022年 内定者インターンとして株式会社Zucks、海外事業本部入社。翌2023年 新卒社員としてあらためて株式会社Zucks、海外事業本部へ配属。メディアディベロップメントチームの立ち上げを担う。株式会社CARTA MARKETING FIRMへと統合したのち、クライアント向き合いの営業職にジョブチェンジ。2024年 CARTA HOLDINGSのAWARDにて、70人を超える新卒の中で新人賞を受賞。
海外クライアントの日本展開をマーケティングで支援
ーー現在の仕事を教えてください。
村上
株式会社CARTA MARKETING FIRMのなかで、アメリカ、ヨーロッパ各国、韓国などの海外のお客様向けに日本のデジタルマーケティングを支援する第3営業局の局長をしています。戦略策定から所属メンバーのマネジメント、採用など全体を統括する業務がメインです。
田村
私は2023年の新卒社員で、現在は第3営業局で営業を担当しています。担当クライアントとしては海外のゲームアプリのお客様が多く、日本での事業展開が成功するようブランディングや顧客獲得など、マーケティング全般のご支援をしています。
ーー海外クライアントのご支援について、国内クライアントとの違いはどんなところですか?
田村
お客様の目標達成に向けて伴走するという点では海外も日本も一緒ですが、とくに海外のお客様向けには、日本の市場に合わせたご支援が必要です。例えばどんな人が、どんなゲームをプレイして、どんなアプリに課金するのかなど、海外からではわかりづらい部分も解像度をあげてマーケティングプランをご提案しています。
村上
お客様に対する私たちの理解も重要な部分ですね。商談や会食などでお会いする際も、相手の国の文化や国民性、宗教なども踏まえてコミュニケーションしています。バックグラウンドが多様なところは海外クライアントならではですね。知識のインプットも含め、楽しみながら日々お客様に向き合っています。
ロジックだけじゃない。多様なバックグラウンドの情熱的なチーム。
ーーチームメンバーにも多様性がありますよね。おふたりのいる第3営業局について教えてください。
村上
そうですね。第3営業局にはさまざまな国籍のメンバーがいて、現在は5か国語にネイティブ対応できます。幅広いバックグラウンドを持ったメンバーが多いですが、周りの同僚からは「家族みたいだね」と例えて言われます。毎日出社して対面で仕事をし、ランチも一緒に食べる。「同じ釜の飯を食う」感覚ですね。またお互いをファーストネームやニックネームで呼び合い、誕生日には必ずお祝いします。
ーー現在のチームスタイルはどのような背景から生まれたのでしょうか?
村上
海外事業を日系企業でやるならロジックだけではなくパッションがないとビジネス面でも組織面でも勝てないと聞いていました。ですので、CARTAでグローバルチームを立ち上げるときも情熱的なメンバーを集めて結束力のあるチームを作ろうと思っていたんです。いまでも採用活動には一番時間を使っていますし、面接も納得がいくまでやる。人を大切にして、真剣に向き合ってきた結果、多くのメンバーがCARTAで働くために海を超えて日本に来てくれました。その想いや覚悟に応えたいという気持ちが大きいですね。グローバルの組織ならリモート環境でも仕事は完結するのですが、顔をあわせてコミュニケーションすることを大切にしています。
ーー田村さんは新卒社員として入社されましたが、チームについてどんなふうに感じていますか?
田村
チームには新卒社員が私を含め2名いるのですが、私たちをチーム全員で育ててくれる雰囲気があり、先輩たちが学んだことを惜しみなく教えていただいています。もちろん、営業目標を達成することは大前提ですが、もし誰かの数字が厳しいときはみんなでそれをカバーし合ったり、どうすれば改善できるか話し合える場もあります。仲良く和気あいあいとした雰囲気でありながら、全員がプロフェッショナルな仕事をしているチームだなと感じます。
できることは無限にある。領域を広げ走り続ける。
ーーCARTAに入社しようと思ったきっかけを教えてください。
田村
就職活動で大事にしていたのは、自分のやりたいことが実現できそうか、自分がその企業で働いて成長できると確信が持てるかどうか。そして本当に一緒に働きたいと思える人たちがいることです。面接を通してさまざまな方のお話を聞いてみると、CARTAへの入社理由が「人の良さ」という方が多くて、皆さんがあまりにも言うので「本当かな?」と初めは疑っていたのですが、本当でした(笑)。選考を通して人に本気で向き合う会社だと感じて入社を決断しました。
ーー入社後、CARTAで働いてみて特に思い出深い出来事はありますか?
田村
はい。現在のCARTA MARKETING FIRMに統合する前の、株式会社Zucks 海外事業本部に配属されたのですが、本当にたくさんのことにチャレンジさせてもらいました。例えば組織の拡大に伴う新部署の立ち上げや、自分で提案した翻訳アルバイトの採用活動、内定者のOJTなど。なかでも、作業効率化のために翻訳業務を専任で行うアルバイト社員の採用を提案したのですが、新卒1年目の時点で「採用される側」から「採用する側」の立場を経験させてもらったことはとくに印象に残っています。どんな人材がいいのか、自分の考えを感覚だけではなくロジカルに説明することが求められましたし、個人の視点だけではなく、チームにとってこの採用がどう活きて何が変わるのかという、組織の視点が身に付くきっかけにもなりました。
村上
グローバルな組織だからこそ、より慣習に囚われずに、新卒にもどんどんチャレンジの機会を作ろうと思っています。怜子は英語のネイティブスピーカーでもあるので、海外のお客様との会食にも同行してもらったり。入社年次に関わらずしっかり戦力として貢献してくれています
田村
悠さん、ありがとうございます!いい意味で、自分の限界を意識することがない環境だと思いますね。海外企業ではジョブディスクリプションが明確にあり「あなたの仕事はここから、ここまで」と決まっています。日本企業は海外ほど厳格ではないですし、新部署の立ち上げを行ったときも具体的に何をどこまでやるのか自分が決めていく立場にありました。だからこそ「自分にできることは無限にある」という考えで取り組むことができましたし、自分はどこまで走り続けられるんだろうと、毎日がマラソンのような感覚で楽しいです。
ーー自分の領域を広げて取り組むなかで大変だったことはありますか?
田村
そうですね。大変なこともありますが、試行錯誤させてもらっていることがありがたいなと思って取り組んでいます。たとえ上手くいかないことがあっても、経験できた分がプラスになりますから。チャレンジは誰でも与えられるものだからこそ楽しいですし、結果が出ればなお嬉しい。
ーー田村さんはチームのなかでどんな存在ですか?
村上
「エナジャイザー(energizer, ほかの人にエネルギーを与える人)」ですね。日々、組織にエネルギーを与えてくれます。例えば、全員が集まって議論するロングミーティングがあると「コーヒーブレイクが必要ですよね」と、カフェのポットサービスを手配して差し入れてくれたり、チームに元気がないときほど大きな声でコミュニケーションしてくれたり。入社当初から怜子の主語は「私たち」なんですよ。自分のミッションを持ちながらも、組織全体をよくするための視点も持って全体を見渡せているなと思います。
ーーこれからの田村さんに期待していることを教えてください。
村上
営業職として引き続きレベルアップしていってほしいと思いますし、マーケティング戦略全体を立案できるストラテジックプランナーにも挑戦してほしいですね。そして、もちろん怜子自身のキャリア観も大事にしながら、ゆくゆくは組織を一緒に作っていく経営視点も身につけてもらい、一緒に会社をよくしていきたいですね。
仲間と共に進化を創る。
ーーCARTAで働くことの良さはどんなところにあると思いますか?
田村
やはり新卒社員を大事に育ててくれるカルチャーがあることですね。時間を惜しまず対話してくださったり、教えてくださる先輩方が多いです。
村上
私も新卒社員として入社した一人ですが、新卒・中途を問わず、いい仲間が揃っている会社だと感じます。社内には年下でも優秀なメンバーがたくさんいて、常に刺激をもらえますし、年功序列ではないエキサイティングな環境ですね。いわゆる「出戻り(一度退職して、再入社する)」社員も多くいますし、第3営業局の中途入社メンバーは全員、キャリア史上最長記録の勤務年数です。いい仲間と一緒に挑戦できるところがCARTAの魅力だと思います。
ーー最後に、CARTAを志望する方へメッセージをお願いします。
田村
CARTAにはたくさんの事業があり、組織を超えてシナジーを生むためには自分の役職や役割を超えて、いろいろな方とコミュニケーションをすることが大切だと思っています。自分の殻を破ることにハードルを感じない方、そしてそれを楽しめる方、ぜひ一緒に働きましょう!
村上
CARTAのミッションは「The Evolution Factory」ですが、時代や産業の進化を作っていくために「愛」のある方と一緒に働きたいと思っています。愛というとやや抽象的ですが「好き」を超えて突き抜けていることが愛なのかなと。組織でもプロダクトでも同僚でもマーケティングでも、愛の向かう先はどこでもOKで、情熱を持って何かに向かえる仲間と、肩を組んで笑いあったり、辛いときは一緒に涙しあえる組織を作りたいです。私たちCARTA MARKETING FIRMの第3営業局も含め、どの組織もこれからどんどん変化して、外に出ていくフェーズです。自らレベルアップして進化し続けられる方をお待ちしています!