前川 彩楓
Ayaka Maekawa
株式会社Barriz Sales Division
2023年4月に株式会社CARTA HOLDINGSに新卒入社。その後、株式会社Barrizに配属。Amazonや楽天などのECモールにおいて、クライアントのECビジネス拡大とビジョンの実現を支援。美容・食料品・日用品などのCPGカテゴリのクライアントを中心に、広告提案やコンサルティング支援に幅広く従事。
武井 絢子
Ayako Takei
株式会社Barriz 代表取締役社長
2012年にサイバー・コミュニケーションズ(現 CARTA COMMUNICATIONS / CCI)に新卒で入社。ネット専業代理店に常駐出向し、デジタルメディア全般のメディアプランナーとして従事。2020年1月に帰任し、ECに特化した広告代理店『Barriz』の立ち上げに参画。Amazonのコンサル・営業として、大手消費財メーカーや家電メーカーを中心に担当。 2024年1月より現職に就き、現在はCCIのECマーケティング領域を統括。
「前川に任せれば大丈夫」。先輩社員も認めた唯一無二の営業力。
ーー現在の仕事を教えてください。
前川
Barrizは、株式会社CARTA COMMUNICATIONS(以下、CCI)の機能子会社で、EC(E-Comerce 電子商取引)を中心とした広告、マーケティング、プロモーションのコンサルティング事業を行っている会社です。Amazonで商品を販売するメーカーや、今後店舗を立ち上げたい事業主をクライアントとしています。広告や商品に関する戦略立案、サイトの構成提案などを行い、店舗の運営改善アクションを策定して、クライアントの成長に伴走しています。私も営業兼コンサルタントとしてビューティー、飲料、日用品など、さまざまな業種のお客様の売上最大化とビジョン実現のお手伝いをしています。
武井
私はBarrizの代表取締役社長として、提案の品質管理や自社の戦略策定、そしてEC領域においてはCCIやCARTA HOLDINGS(以下、CARTA)の各事業と連携しシナジーを生み出していくことを主なミッションとして担っています。もともと私も営業としてBarriz立ち上げ期から参画し、前川同様、クライアントの支援を行っていました。全体を俯瞰する立場に変わってからも、お客様と同じ目線で向き合うことを大切にしています。
ーー前川さんは2023年度の新卒社員ですね。武井さんから見て、入社当時の前川さんはどんな印象でしたか?
武井
前川はBarrizとしての新卒第1号だったんです。座学やルーティン業務に加え、案件を担当しながら営業としての動き方を体得してもらい、3ヶ月で独り立ちをするプランを組みました。でも業務を始めてみると、前川はマニュアルに囚われず、自分で思考して動くやり方のほうがより成長速度が増したように見えました。それからは裁量をもたせて、困ったことがあればすり合わせて軌道修正するやり方に変更しました。
ーー入社して1年、現在の前川さんはチームのなかでどんな存在でしょうか。
武井
新卒1年目ということを忘れるくらい、すでにチームの中核になっています。主担当としてクライアントに向き合うようになってから、指示がなくても一人で案件を拡大したり、先輩たちが思いつかないようなアクションを実行したり。「前川に任せれば大丈夫!」という印象をみんなが感じており、とても頼もしく思っています。もちろん、配属初期のころは初めて学ぶことの連続に苦労している様子もありましたが、一度自分のなかで腹落ちしたことへの応用力がとても高く、そこに自分らしさも加えながら唯一無二の存在として営業力を発揮していますね。人を育てるという観点でも新しい気づきをもらいましたし、前川の営業としての強みの部分には私も学ばせてもらっています。
自信と活力につなげるコミュニケーション。グッドポイントを伝えて伸ばしていく。
ーー思い出に残っているエピソードはありますか?
前川
1on1(1対1の面談)でいただいた数々の言葉です。配属後から数ヶ月の間、武井さんとは毎月1on1を行い、1ヶ月間の振り返りや、自分が思う良かったところと改善が必要なところを伝えていました。初めは私も自分のできていないところに目が向きがちで、「あれもできない、これもできない」という話になってしまうことが多かったのですが、それに対して武井さんは「この1ヶ月間の前ちゃんの成長はすごいよ。毎日仕事していたらわからないかもしれないけど、1ヶ月前と比較すると全ての学びを自分ごと化して落とし込めているし、自分ならどうするかという視点で課題解決に向けて行動できるようになっているから自信を持って!」というふうに、私がもう少しだなと思うポイントを、グッドポイントに変換してくださるんです。
武井
先日、久しぶりに前川の商談に同席した際に、プレゼンがかなり上達していて、それだけでも驚いたのですが、その場で追加受注を決めていたんですよ。商談先の社長が最初はややドライな反応だったのに、前川の説明に度々頷きながらどんどん前のめりに聞いてくださり、最終的には「とても分かりやすかったです。提案の通り増額は問題ないので、今月も期待しています!」とコメントしてくださったんです。これには鳥肌が立ちましたね。普段からお客様によく電話をかけているのは知っていました。前川は細やかなやりとりから、クライアントのニーズを分析して、それを踏まえて納得いただけるようなデータを用意したり、伝え方を工夫したりして、徹底的に準備をする。プレゼンも直前まで私に相談してブラッシュアップをしていました。そういう過程を経ているので、伝えるべき内容がクリアで、自分の言葉で熱量のこもったプレゼンに繋がったのだと思います。配属後半年くらいだったのですが、非常に感動した出来事でした。
ーー武井さんはマネージャーとして普段どんなコミュニケーションを意識されていますか?
武井
私は人の良いところを探したり見つけたりするのがもともと好きなんです。人って、何か挫折したり落ち込むことがあると、そっちに引っ張られるというか、本来持っているはずの良いところに気づきにくくなってしまうこともあると思うんですね。前川に対しても、自分が持っているたくさんの良さを感じてほしいなと思って、私から見えていることを客観的に伝えているつもりです。私や周りで働いている他のメンバーがフラットな意見を伝えられれば、自信を取り戻すきっかけや活力になったりするかもしれない。自分自身の経験からも思うところがあるので、普段から意識するようにしています。
ーーこれからの前川さんへの期待を教えてください。
武井
私たちが担っているECコンサルティング領域は成長市場なので、参入する企業も多くなります。競合優位性につながる強みを築き、クライアントにより多くの、新しい付加価値を届けなければなりません。このような中で、前川の強みでもある、誰も思いつかないようなことを発想して実現していく力はとても大事になりますし、ぜひ一緒にBarrizのさらなる成長を作っていってほしいですね。中長期的には、今後自分のやりたいことや働くフィールドが変わっても、Barrizで培った経験を活かして前川らしさを存分に発揮しながら働いていってほしいなと思います。
ーー前川さんのやりがいや、これからの意気込みなどを教えてください。
前川
営業としては、提案したことが成果につながり、お客様と喜びを分かち合える瞬間がうれしいです。こう思えるようになったのも、担当案件を持たせていただき、自分でPDCAを回す動きを新卒1年目の早い段階から経験させていただいたからだと思います。ようやく新卒1年目が終わるところですが、これからはよりできることを増やして、キャパシティを広げ、武井さんを始めとする先輩方やクライアントの期待に応えていきたいです。
ーー最後に、CARTAやCARTAのグループ企業を志望する方に向けてメッセージをお願いします。
前川
私は広告知識もない、なにも分からない状態で入社して先輩方に育ててもらって、前向きに楽しく今日まで働けているので……。知識ももちろん大事なのですが、どんな状況でも頑張ろうぜ!と一緒に肩を組んで前向きに働けるような方をぜひお待ちしています。
武井
大変なことや壁にぶつかっても、周りに助けを求めながら自分だったらどうしていくか、この経験をどう提案に活かして組織貢献に繋げていくかを前向きに考えられる力は本当に大事だと思っています。また、意志をもって、中長期的な視点でインプットとアウトプットを継続して行うことで成長していける、と私自身も考え日々の業務に向き合っているので、そんな視点を持っている方と一緒に働けたらいいなと思います。