INTERVIEW

努力で勝ち取った結果。信頼に応え、昨日までの自分を超えていく。

株式会社fluct パブリッシャーグロース本部
後神 絵里奈
2019年 中途入社
cross-talk

前職ではアフィリエイト特化広告代理店にて、Webメディア構築、Webマーケティング教育支援に従事。2019年、株式会社CARTA HOLDINGS(当時VOYAGE GROUP)に入社し、株式会社fluct(現メディアグロース本部)に配属。2024年、メディアグロース本部の副部長に就任。

    
Q1現在はどのようなお仕事を?
あらゆる手段でお客様の課題を解決する
株式会社fluctにて、お客様企業の広告収益最大化のためのご支援をしています。fluctがお取引しているお客様は「パブリッシャー(コンテンツを提供する主体として発行・配信に携わる事業者)」と呼ばれ、WEBメディア・アプリなどを運営する企業です。私は、主にWEBメディアを担当するコンサルタントで、お客様が短期的にも、中長期的にも収益を伸ばし成長していけるよう伴走しています。
数年前までは自社プロダクトの「fluct SSP」の導入支援が中心でしたが、今では他社サービスも含めた最適な収益機会を提供しています。fluctが掲げるビジョンは「パブリッシャーの未来を、パブリッシャーと創る」です。あらゆる手段でお客様の課題を解決したいと日々取り組んでいます。
お客様の課題はさまざまですので、どんな課題にも対応できるように、fluctにはいろいろなプロダクトやソリューションがあります。目の前のお客様の困っていることに応じて打ち手を考えていけるのが、fluctの仕事のおもしろさですね。
Q2CARTAに入社した背景は?
去年までの自分を超える
私が大事にしている価値観として「去年までの自分を超える」というものがあります。前職は広告代理店で働いていましたが、新しいフィールドで自分を成長させたいと思い、キャリア採用でCARTA HOLDINGS(以下、CARTA)の事業子会社であるZucks(現CARTA MARKETING FIRM)に入社しました。Zucksでアフィリエイト広告運用業務に従事したあと、fluctへ異動し現職です。CARTAにはたくさんの事業があるので社内でさまざまな経験を積みながら成長していけるのも魅力ですね。
また、CARTA入社の決め手のひとつに「人の良さ」がありました。人の良さと言っても、性格がいいだけではなくビジネスパーソンとしてのプロフェッショナリズムを持った方が多いということです。入社時に感じたことは間違いではなく、とくにエンジニアメンバーには、お客様の課題解決のためにさまざまな開発のアドバイスをもらうことが多いのですが、「こういうことで困っている」と言うとすぐに期待を超える解決策を提示してくれます。私たち営業メンバーの声に耳を傾けて、チームとしていいものを作ろうとしてくれる姿勢は本当にありがたく、エンジニアがいなかったらできなかったことはたくさんあります。営業と開発の協力体制はfluctやCARTAの強みだなと思いました。
Q3進化に繋がった印象的なことは?
誰にも負けない努力で、期待に応える
実は、fluctに異動した当初はまったく結果が出ていませんでした。営業職ですので、売上目標を達成していない状態というのは、求められている仕事ができていないということ。それでも当時の上長はずっと「考え方は間違っていないからそのまま行こう!」と励ましてくださって。そこから、ある案件を担当することをきっかけに、広告運用ツールのひとつ「Google Ad Manager(GAM)」について必死で勉強して、ようやく結果を出すことができたんです。今では、「社内で一番GAMに詳しいのは私!」と自信をもって言えるまでになりました。そして今、この経験から得たことがチームメンバーにも受け継がれているなと感じています。例えば新卒2年目のメンバーは、どんどん広告運用についての知識を吸収して、安心してコンペ(案件受注のための提案を複数社で競い合って行うこと)を任せられるほどに成長しているんです。
以前は「私なんて、まだまだですから」と謙遜しがちだったのですが、どのようにチームで勝つかを考え、自分が貢献できるところを探して動けるようになりました。これも、結果が出ていない時期に私を信じて任せてくださった上長たちのおかげです。
Q4仕事をする上でのやりがいとは?
信頼関係があるからこそ、本音でぶつかり合える
fluctの仲間たちとは、案件のこと、チームのこと、会社のことなどをよく話しています。ときには、お互いの主張をぶつけ合って、バチバチに議論することもあるんです。遠慮せずに言い合えるのは、全員がお客様や組織に本気で向き合っているから。
信頼関係があるからこそ、本音を言い合える。これはお客様との関係においても一緒です。メディアのご担当者と私は、お客様とパートナーという立場の違いはありますが、人と人との付き合いです。お互いの考え方や人柄を分かりあって、同じ目標を追っていきたいと思っています。そのうえで、お客様と定期的に会食できるのも私の楽しみのひとつです。目標を達成していなければ、ご飯もおいしくいただけないですからね。
社内外を問わず、信頼し合い、尊敬できる人たちと一緒に仕事を成し遂げて、昨日までできなかったことができるようになることが、私の一番のやりがいです。
Q5これから挑戦したいことは?
人生を通してキャパシティを広げていく
これからの挑戦は、いま若手メンバーと一緒に取り組んでいる海外クライアントの案件を成功させることです。この案件はCARTAの他の事業部とも連携して取り組んでいて、fluctだけではなくCARTAとしてお客様の課題解決に役立つことができています。このような取り組みを増やして、CARTAの事業部を横断したシナジーを作っていきたいですね。
また、チームメンバーの個性を伸ばしていくことも、私にとっての大きなチャレンジです。fluctは、媒体ごとに扱うプロダクトやソリューションが異なるため、結果として、基本的な知識や営業力を土台としながら、コンサルタントメンバーはそれぞれに独自の専門性を身につけています。一人ひとりの違いを活かして、強い組織を作っていきたいです。
個人でも組織でも、できなかったことができるようになることが、もっともテンションがあがります。自分のキャパシティを広げていくことでfluctやCARTA、そしてその先のお客様の成長に貢献していきたい。これは、私の人生を通して挑戦したいことですね。